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地方・Uターン

看護師のUターン・Iターン転職の進め方。地元へ戻る5つの手順と支援

更新 2026年10月23日読むのに約7分

この記事には広告(PR)を含みます。転職サービスは、順位を付けず、同じ書式で並べています。

地元や地方で働きたいと思っても、探し方と段取りが分からないまま、時間だけが過ぎることがあります。戻る・移る前に済ませる5つの手順を、窓口と自治体の支援の例つきで並べます。

地元に帰ろうかな、って考えはじめたんだね。

いいなあ。手順を、いっしょに見ていこうね。

手順1 戻る・移る理由と、譲れない条件を書く

Uターンは、出身地やその近くへ戻る転職、Iターンは、出身地以外の地方へ移る転職のことです。どちらも、勤務地が変わる転職なので、探し方の前に、理由と条件を書いておくと、あとの動きが軽くなります。理由が「親の近くで暮らしたい」なのか、「子育ての環境を変えたい」なのかで、選ぶ職場の条件が変わります。

Uターン・Iターン転職の5つの手順
  1. 条件を書く理由・勤務地・働き方
  2. 窓口で情報を集めるナースセンターなど
  3. 自治体の支援を調べる補助・家賃・移住支援
  4. 見学・応募する帰省や休みに合わせる
  5. 退職と引っ越しを組む申し出の期限・転居日

順番に進めれば、迷う所が絞れるよ。

Iターンの場合は、土地勘や知り合いがない前提で動きます。見学の回数が増えやすいので、現地へ行ける日を、早めに数えておきます。地元へ戻るUターンでも、離れていた年数が長ければ、通勤の道や、地域の病院の事情が変わっていることがあります。

手順1で、書き出しておくこと

地方の給与や求人の水準は、地域によって違います。数字の見方は、地方の看護師の給料の記事に分けました。ここでは、条件を決める作業に絞ります。

手順2 地域の窓口で、求人と制度の情報を集める

求人サイトに登録する前に、公的な窓口で情報を集める道があります。都道府県ナースセンター(各都道府県の看護協会が運営)は、日本看護協会の「eナースセンター」とつながって、無料の職業紹介を行っています。厚生労働省は、相談員が希望の条件をもとに就業先を探すと案内しています。看護の経験がある相談員もいます。サービスの内容は、都道府県によって違います。在職中の転職の相談に使えるかどうかも、県のセンターに確かめます。

離職したときの届出は、努力義務で、届出をしなくても罰則はない、と厚生労働省は説明しています。届出のときに無料職業紹介への登録を希望すると、eナースセンターにも登録されます。仕組みは、離職時の届出の記事にまとめます。

もう1つの窓口が、ハローワークです。介護・保育・看護などの人材不足分野で就職を希望する人向けに、人材確保対策コーナーを置いているところがあります。ハローワーク大阪西の案内では、窓口相談、職業紹介、求人情報の提供、セミナー、面接会・見学会などが挙げられています。同じ案内には、看護師・准看護師・保健師・助産師の免許を持つ人を対象にした、ナースセンターの巡回相談もあります。これは大阪西の例で、実施日や予約の方法は事務所ごとに違います。また、ハローワークインターネットサービスには、2026年4月から全国のハローワークで、医療・介護・保育分野の仕事さがしを重点的に支援する取り組みを始めた、と掲載されています。

窓口で聞くことメモ
  • 1. 希望の市町村にある求人の種類(病院・クリニック・訪問看護など)
  • 2. 在職中でも相談できるか。予約は要るか
  • 3. 自治体の補助や、家賃の支援があるか
  • 4. 見学の受け付け方と、休みの日の対応
  • 5. 県・市の看護担当の窓口の連絡先

聞くことを5行にしておくと、電話が楽だよ。

窓口で聞くことは、5行のメモにまとめておくと、電話が短く済むよ。

手順3 自治体の補助・家賃支援・移住支援金を調べる

地元へ戻る・地方へ移るときは、自治体の支援が使える場合があります。有無、金額、対象、期間は自治体で大きく違い、全国共通の制度ではありません。手順に効くのは、次の3点です。

  • 就職の前に認定が要る制度がある:山口県の看護学生・既卒者向けのUターン応援事業のように、応募や就職の前に申請しないと対象にならない例がある
  • 転入のあとに期限がある:国の移住支援金は、転入後1年以内の申請が要り、5年以内に転出すると返還になる
  • 勤め先の手当と重なると減る:市の家賃補助で、勤め先の住宅手当の分を差し引く例がある

具体的な自治体の例(今治市の看護師等の補助、山口県の奨学金返還の補助、移住支援金、飛騨市の家賃補助)の条件と金額は、看護師の移住の記事にまとめています。希望の県・市のホームページで「看護師 補助」「移住 支援」を探し、県のナースセンターと看護担当課に聞いて、応募の前に対象になるかを確かめます。

手順4 地元の病院を探し、見学で確かめる

地元の病院は、まず都道府県や市のホームページにある医療機関の一覧で、通える範囲の病院・診療所・訪問看護ステーションを書き出します。そのうえで、各施設の採用ページと、ナースセンター・ハローワークの求人を突き合わせます。離れていた年数が長いと、病院の統合や診療科の変更が起きていることもあるので、施設のホームページの日付も見ます。

地元の見学で聞くこと

遠方の職場を見学するときは、帰省や休みの日に合わせて日程を組みます。在職中の進め方は、転職活動の1〜3か月の進め方にまとめました。見学の申し込みの際に、現在は遠方に住んでいること、希望の時期を伝えると、日程の調整が進みやすくなります。

現在は[県外]に住んでおり、[○月○日]前後に帰省する予定です。その時期に、病棟の見学をお願いできますか。難しければ、ほかの日程もご相談したいです。

遠方からの見学の依頼の例。[ ] を自分の状況に置き換えます

聞いたことは、その日のうちにメモに残します。

手順5 家族と話し、退職と引っ越しを組む

Uターン・Iターンは、家族の暮らしも一緒に動きます。配偶者の仕事、子どもの学校や保育、親との距離について、家族それぞれの希望を一度ずつ聞き、決めたことをメモに残します。同居の予定があるなら、家の中での役割分担も先に話しておきます。内定を受けたら、いまの職場への退職の申し出と、引っ越しの日程を、並べて組みます。申し出の期限は、就業規則で確かめます(退職の時期の考え方)。入職日は、引き継ぎにかかる期間を見積もってから、相談します。

転居の時期は、補助の条件と合わせて見ます。たとえば、申請が勤務開始日の属する年度に限られるものや、就職の前に認定が必要なものがあります。引っ越しを先にしてしまうと、対象から外れることがあるので、日取りを決める前に、窓口へ確かめます。住まいを探す期間も見込んで、実家に一時的に戻る、短期の賃貸を使う、といった道も、候補に入れておきます。

5つの手順、順番に見えてきたかな。

ぜんぶ一度にやらなくていいから、最初の1つだけ、今日は書いてみよう。

よくある質問

Uターン転職は、看護師でも在職中に進められますか?

進められます。ただ、遠方の見学や面接は、休みの日に合わせる必要があるので、日程を組むのに時間がかかります。手順を5つに分けて、窓口で情報を集める時期から動くと、負担が分かれます。

Uターンを家族に反対されたら、どうすればよいですか?

反対の理由を、仕事・住まい・子どもの学校・親との距離に分けて聞き、それぞれ確かめられる事実(求人、通勤、学校の手続き)を集めてから、もう一度話します。見学に家族と一緒に行くと、暮らしの具体像を共有しやすくなります。

ナースセンターとハローワークは、どちらから相談すればよいですか?

どちらが良い、という決まりはありません。ナースセンターは、看護職向けの相談員がいて、ハローワークは幅広い求人と雇用保険の手続きの窓口です。気になるほうに聞いて、足りない情報を、もう一方で補います。

出典・参考(公的な情報)

法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。

つぎに読む

この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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