夜勤の過ごし方
看護師の夜勤の持ち物リスト。仕事道具・体のケア・休憩・明けの早見表
更新 2026年10月23日読むのに約6分
夜勤の荷物は、毎回なんとなく詰めているうちに、重くなったり、肝心なものを忘れたりしがちです。この記事では、持ち物を4つに分けて具体名で並べ、自分用のリストに絞る手順を載せます。
その荷物、今夜も「なんとなく」詰めたかな。
一度ぜんぶ並べて、自分のリストを作ってみよう。
看護師の夜勤の持ち物は、4つに分けて並べる
夜勤の荷物は、使う目的で分けると考え漏れが減ります。仕事に使う道具、体のケアに使うもの、休憩と仮眠のためのもの、明けと帰り道のためのもの、の4つです。まず、それぞれに入る具体的な持ち物を、一覧で見ます。
| 分類 | 持ち物の例 | 確かめる点 |
|---|---|---|
| 仕事道具 | 名札・秒針つきの腕時計・ペンライト・聴診器・はさみ・ボールペン(黒・赤)・メモ帳 | 職場の貸し出しの有無と、色の決まり |
| 体のケア | 常備薬・目薬・眼鏡かコンタクト用品・生理用品・マスク・のどのあめ・ハンドクリーム | 使う場所と、ロッカーに置けるか |
| 休憩と仮眠 | 飲み物・軽食・アイマスク・耳栓・スマホの充電器・スリッパ・ひざ掛け | 休憩室の明るさ・音・寒さ |
| 明けと帰り道 | 歯みがきセット・洗顔シート・保湿・着替え・上着・サングラス・帰りの交通手段 | シャワーや更衣の場所、帰り道の眠気 |
例です。持ち込めるもの・貸し出しのあるものは職場で違うので、先輩や上司に確かめてください。
全部持たなくていいよ。印をつけて、自分の分だけ選ぼう。
表は、並べ切るための一覧です。全部を持つ必要はありません。最初の夜勤では表を見ながら多めに持ち、使ったものに印を付けます。2〜3回くり返すと、自分に必要なものが残り、使わないものが外せるようになります。
荷物の量は、場面の数ではなく、自分が崩れやすい点で決めると続けやすくなります。体が冷えやすい人はひざ掛けや靴下を、目が乾きやすい人は目薬や眼鏡を、というふうに、自分の弱いところから足していきます。
仕事道具:入る前に、ポケットとロッカーを確かめる
仕事道具は、忘れるとその夜の仕事に響くものです。夜は物品を借りに行ける相手が少ないため、日勤より確認の重みが増します。出勤前と、更衣室で着替えたあとの2回、ポケットの中を確かめます。
- 名札と、職場で決められた身につけるもの
- 秒針つきの腕時計(脈拍や呼吸数を数えるため。手首につけない決まりの職場では、胸につける時計を使う)
- ペンライト(夜の巡視で、患者さんを起こさずに確かめるため)
- 聴診器(病棟に備えつけがあるか、自分のものを使うかは職場による)
- はさみ・テープ類(ポケットに入るもの)
- ボールペン(黒と赤。インクの色や消せるペンの扱いが決まっている職場もある)
- メモ帳(患者さんの情報を書く場合は、職場の決まりに沿って扱う)
携帯電話の持ち歩き方、私物の聴診器やはさみの使い方は、職場ごとに決まりが違います。入職したばかりや異動したばかりのときは、最初の夜勤の前に、先輩に「夜勤で自分で持ってくるものはありますか」と聞いておくと、当日に慌てずに済みます。
体のケアと、休憩・仮眠のためのもの
夜は空調で乾燥しやすく、目やのどの不調が出やすい時間帯です。体のケアのものは、勤務中にさっと使える小さなポーチにまとめ、ロッカーか休憩室に置いておくと、取りに行く手間が減ります。
- 常備薬(頭痛薬など、ふだん使っているもの)
- 目薬、眼鏡、コンタクトの保存液とケース(夜中に外したくなったときのため)
- 生理用品(周期がずれることもあるので、予定がなくても少し入れておく)
- マスクの替え、のどのあめ、ハンドクリーム
- 替えの靴下(立ち仕事で蒸れたときの履き替え用)
休憩と仮眠のものは、「取れたときに、すぐ使える形」にしておくのが大切です。休憩は短いことも、取れないこともあるので、飲み物と軽食、アイマスク、耳栓、スマホの充電器を、一つの袋にまとめてバッグの上のほうに入れておきます。休憩室が冷える職場なら、スリッパとひざ掛けを足します。何をどのくらい食べるかは、夜勤中の食事と仮眠の取り方で整理しています。
休憩の袋は、自分を休ませるための道具箱だよ。
「これがあると、ほっとする」ものを一つ入れておこうか。
明けと帰り道のもの、季節で変わるもの
夜勤は、勤務が終わってからも、帰り道と休息が続きます。明けの荷物は、「家まで安全に帰り、早く休む」ためのものを考えます。歯みがきセット、洗顔シート、保湿のもの、着替えがあると、帰ってからすぐ横になれます。朝の光がまぶしくて眠りにくい人は、サングラスを持つ人もいます。
明けは眠気が強く、判断も鈍りやすくなります。帰りの交通手段は、眠くなっても安全に帰れる方法かを、あらかじめ考えておきます。運転がある人は、夜勤明けの帰り道を安全にするチェックリストを先に読んでおくと、整理しやすくなります。帰ってからの眠り方は、夜勤明けの過ごし方にまとめています。
季節によっても荷物は変わります。寒い時期は、帰り道の上着や手袋、休憩室のひざ掛けが助けになります。暑い時期は、帰りの日ざしが強いため、日よけや水分を多めにします。季節の変わり目に、表を見ながら荷物を見直す日を決めておくと、慌てずに済みます。
荷物を減らす順番と、記録の残し方
荷物は、一度整えて終わりではありません。夜勤の回数が増えたり、季節が変わったり、休憩室が変わったりすると、必要なものも変わります。夜勤のあとに「足りなかったもの」「使わなかったもの」を1行ずつ残しておくと、次の準備が楽になります。残す場所は、現在地ログが使えます。体調と一緒に書いておくと、荷物と疲れの関係にも気づきやすくなります。
荷物が重くなったと感じるときは、減らす順番を決めておきます。最初に、ロッカーに置いておけるもの(常備薬・生理用品・替えの靴下など)を置きっぱなしにします。次に、休憩室で共用できるもの(ひざ掛け・スリッパなど)を、職場で使ってよいか確かめます。仕事道具は減らさずに、入れる場所を決めておきます。異動や転職で職場が変わったときは、ロッカーの広さも休憩室の設備も変わるので、最初の夜勤だけは多めに持ち、2回目から減らす形に戻します。
荷物を入れるバッグも、見直す対象です。口が広く中身が見えやすいバッグや、用途ごとに分けた小さなポーチは、疲れた明けでも探しやすくなります。夜勤に入る前の過ごし方とあわせて準備したいときは、夜勤入り当日の過ごし方も参考になります。
自分のリストができたら、忘れ物の心配はだいぶ減るね。
今日の夜勤も、無理をしすぎないでね。
よくある質問
夜勤の持ち物で、まず用意するものは何ですか?
仕事道具の行から始めます。名札、秒針つきの腕時計、ペンライト、ボールペン、メモ帳など、忘れるとその夜の仕事に響くものです。聴診器やはさみは、職場に備えつけがあるかを先輩に確かめます。
夜勤の仮眠のグッズは、何がよいですか?
アイマスクや耳栓、ひざ掛けが使われることがありますが、効果は人によります。休憩室の明るさ・音・寒さを思い出して、1つずつ試し、続けるかを決める方法が、無理がありません。
夜勤明けにシャワーを浴びてから帰りたいときは?
更衣室やシャワーを職員が使えるかは、職場によって違います。使える場合は、タオル・着替え・洗顔のものを小さくまとめておきます。使えない場合は、洗顔シートと着替えで、帰ってからすぐ休める形にします。
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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。