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体力・睡眠・夜勤の健康

看護師の足のむくみ・肩こり・頭痛。立ち仕事のあとの整え方

更新 2026年10月23日読むのに約5分

夕方に足が重く、肩が固まり、頭まで痛む日は、勤務のどこかに手がかりがあるかもしれません。いつ・どの勤務のあとに出るかを記録して、整える順番を決めるための記事です。

靴を脱いだ瞬間の、足のじんじんした感じ、分かるよ。

まず、いつ重くなるのかを見てみようか。

症状を、勤務中・勤務後・翌朝の3つの時間帯に分ける

「足も肩も頭もつらい」とひとまとめにすると、どこから手をつけるか決められません。出る時間帯で、3つに分けて眺めます。時間帯が違えば、手を入れる場所も違ってくるからです。

  • 勤務中に出る:立ち続けて足が重い、記録の時間に肩が固まる。立ち方、歩く量、姿勢、休憩の取れ方を見る
  • 勤務後に強くなる:帰宅後や入浴前に足がだるい。靴、移動の長さ、帰ってからの過ごし方を見る
  • 翌朝まで残る:目覚めたときに頭や肩が重い。睡眠の長さと、夜勤の入り方を見る

同じ人でも、日勤の日と夜勤の日、連勤の3日目と1日目では、出方が違うことがあります。そのため、記録には、勤務の種類も一緒に書いておきます。症状の名前を考える必要はありません。「何時ごろ」「どこが」「どのくらい」だけで足ります。

症状メモの書き方の例
  • 日付と勤務:日勤(昼休憩は10分、座れず)
  • 足:16時ごろから重い。靴下の跡が深い
  • 肩:記録の時間に固まる。夕方に強くなる
  • 頭:なし(前の晩は5時間睡眠)
  • 帰宅後:入浴前が一番つらい

時間と、出来事だけ書けば足りるよ。

今日から3日間の記録

足のむくみは、立ち方・靴・座れる時間から見る

病棟では、ナースステーションで立ったまま記録し、廊下を歩き、ベッドサイドで中腰になります。動いているようで、同じ場所に立って足があまり動かない時間が長いことがあります。観察しやすい点から書いておきます。夕方に靴下の跡が深いか、靴がきつく感じるか、足が重くなるのは何時ごろか、といった点です。

歩く量も、数字にしておくと比べやすくなります。スマートフォンの歩数でも、病棟内を何往復したかの感覚でも足ります。歩く量が多い日と、立ち止まる時間が長い日では、足の重くなり方が違うことがあります。「動き回った日」と「同じ場所に立っていた日」を、記録の先頭に一言添えておきます。

靴の選び方そのものは、看護師の靴の選び方で扱います。ここでは、夕方にきつく感じるかどうかを記録するところまでにします。靴の問題なのか、立ち方の問題なのかを分けるための材料になります。

座れる時間も見ます。休憩で座れたか、記録を座ってできる場所があるか、立ち位置を変えられる場面があるか。座れない日が続くのは、本人の工夫だけでは変えにくい部分なので、記録を持って師長や先輩に相談する材料にします。

足が動かない時間を減らす工夫は、小さなことで足ります。話しながら立つときに、足の位置や向きを少し変える、立つ場所を一歩ずらす、といった小さな動きです。ただ、これも、効果を約束するものではなく、記録の中で、試した日と試さなかった日を比べるための材料です。

勤務中に手を入れる

立ち位置を変える、記録の場所を替える、休憩で座る時間を確保する。物品の置き場所を替えると、同じ場所に立つ時間が短くなることもあります。

勤務後・休日に手を入れる

靴を履き替える、帰宅後の過ごし方を決める、休日にしっかり休む。勤務中に変えられないときの、受け止め側の工夫です。

肩こりと頭痛は、姿勢と睡眠の側から手がかりを探す

肩が固まる場面を、勤務の中で探します。電子カルテや記録を入力する姿勢、点滴や処置のときの前かがみ、荷物の持ち方、急ぎの対応が続いて肩に力が入ったままの時間。どの場面のあとに強くなるかを、メモに足します。

勤務の前後の姿勢も、手がかりになります。出勤や帰宅のときに、重いバッグを同じ側の肩に掛けていないか、電車の中で下を向いてスマートフォンを見続けていないか。勤務中の姿勢だけを見直しても、肩の重さが変わらないときは、通勤の時間にも目を向けます。

頭痛は、原因がさまざまなので、この記事で原因を決めることはしません。仕事のどんな日に出るかの観察に絞ります。夜勤の前後、睡眠が短い日、食事や飲み物が取れなかった日、画面を長く見た日。どれかに重なるかを、記録の「頭」の欄に書いておきます。

睡眠は、肩こりにも頭痛にも関わる土台です。夜勤の入り方や、眠る時間の確保は、睡眠の整え方と疲れた・休みたいを3つに分ける記事で扱っています。記録の中で、睡眠が短い日に重なるようなら、その記事で整える順番を見ます。

足も肩も頭も、記録にすると見えてくるよ。まず1行から。

小さく試して、1週間後に見直す

記録から、重くなる時間帯や場面が見えたら、変えるのは一つだけにします。いくつも同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。たとえば、立ち位置を変える、昼の休憩で座る時間をとる、帰宅後に靴を履き替える、といった小さな変更です。

勤務の種類ごとに、最初に見るところを変えると、変更の候補が選びやすくなります。

  • 日勤:昼の休憩で座れているか。記録を座ってできる場所があるか。立ち位置を変えられる場面があるか
  • 夜勤:休憩や仮眠が取れた時間帯と、夜勤の後半に出る症状を見る。後半に肩や頭が重くなるなら、その時間帯の姿勢と、休憩までの間隔を記録に足す
  • 夜勤明け・連勤:帰宅してから眠るまでの流れと、翌朝の様子を見る。連勤の何日目から重くなるかも、並べて書いておく

記録は、自分のためだけでなく、職場に伝える材料にもなります。「昼の休憩が10分で、座れない日が続いている」と、日付つきで示せると、「立ち仕事でつらい」と言うよりも、具体的な相談になります。

今週試すことを、1つだけ選ぶ

むくみや頭痛が、月の周期に重なる気がするときは、周期も記録に足します。生理の周期と夜勤、相談先の整理は生理・夜勤・ピルの記事に続けます。つらさが重なって気持ちまで沈むときは、つらいときの窓口にも話せます。

ひとつだけ試して、あとは様子を見るくらいが、ちょうどいいよ。

よくある質問

看護師の足のむくみは、立ち仕事のせいですか?

原因は人によって違い、この記事で決めることはできません。立ち仕事との関係は、勤務中・勤務後・翌朝の時間帯と、勤務の種類を記録して見ます。いつもと違う腫れ方や痛みがあるときは、医療機関で相談してください。

肩こりや頭痛で、病院に行く目安はありますか?

急に始まった強い痛み、いつもと違う症状、休んでも続く症状、日常生活や仕事に支障が出ているときは、医療機関で相談してください。この記事の記録は、受診のときに様子を伝える材料にもなります。

休憩がほとんど取れない日が続いています。

本人の工夫だけでは変えにくい部分です。休憩が何分取れたかを記録に残し、師長や先輩に、数字で伝える材料にします。伝え方は[師長への相談の仕方](/shichou-sodan/)にあります。

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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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