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身だしなみ

看護師のピアスは大丈夫?面接と勤務中の決まりと、外すときの工夫

更新 2026年10月23日読むのに約5分

ピアスの穴が開いていると、看護師の仕事に就きにくいのでは、と不安になることがあります。この記事では、「禁止か許可か」の二択ではなく、職場ごとに決まりが違うことを前提に、よくある疑問を整理して、確かめ方をまとめます。

ピアスの話って、「着けていいか」より前に、大事なことがあるんだよ。

「どこで、誰に確かめるか」から考えてみない?

ピアスの決まりは、職場ごとに違う

看護師のピアスについて、全国に共通する一つの決まりがあるわけではありません。就業規則や身だしなみの規定、部署ごとの慣例によって、扱いが分かれます。大きく分けると、次のような形が考えられます。

  • 耳に着けるものは、すべて外す決まり
  • 小さな一粒だけなど、形や大きさを決めて認める決まり
  • 髪やキャップで見えない範囲なら認める、という決まり
  • 文書にはなく、先輩たちの様子で、暗黙に範囲が決まっている職場

どの形でも、背景には仕事の場面があります。体位を変えたり、清拭をしたり、抱えて移動を助けたりするとき、看護師の耳元は患者さんの手の近くにきます。小さな金属は、引っかかったり、引っぱられたり、ベッドのまわりに落ちて見つかりにくくなったりします。防護具やマスクのひもの着け外しでも、耳まわりの物は邪魔になりやすい部分です。

はっきり金属を持ち込めない場所もあります。MRI検査室は、検査をしていないときも強い磁場があり、磁性体(金属製品など)の持ち込みは事故につながります。日本医療機能評価機構は、MRI検査室への磁性体の持ち込みについて、2007年から繰り返し医療安全情報で注意を呼びかけています。患者さんを検査室まで送る看護師も、身につけている金属を外して入るのが基本です。こうした事情で、耳に着ける物は、勤務中は外す前提で決められている職場が少なくありません。ただ、どこまでを求めるかは職場の考え方次第なので、自分の応募先や勤め先の決まりを、直接確かめるのがいちばん確実です。

よくある疑問を、一つずつ整理する

「ピアスの穴が開いているだけで、採用に響きますか」という疑問は、多く聞かれます。職場によって違いますが、規定の書き方は、「勤務中は外す」「目立つものは不可」のように、着けている状態についての記述が中心になりやすいです。穴があること自体を、選考の理由にするかどうかは、確かめないと分かりません。

「透明のピアスなら、着けていても分からないのでは」という考えもあります。ただ、目立たないことと、認められていることは別の話です。透明でも、引っかかる、落ちる、という点は普通のピアスと同じです。見た目で分かりにくいからと自分で決めず、決まりを確かめたうえで判断します。

「面接や見学には、着けていってもよいですか」は、迷いやすい点です。決まりが分からない段階では、外していくのが無難な形です。第一印象で、髪や耳元の様子が目に入ることもあります。着けていって、後から決まりを知って困るより、外していって、確かめたあとに判断するほうが、選択肢が残ります。

「夜勤中だけ、外して過ごすのは大変ですか」という声もあります。外す時間が長くなると、穴の状態が気になる人もいますが、状態は人によって違います。気になるときは、ピアスを扱う店舗や、皮膚科など専門の人に聞いてみます。職場の決まりと、自分の体の事情の両方を伝えると、話が進みます。

「見えない場所なら、こっそり着けていてもよいですか」という疑問もあります。決まりは、見えるかどうかではなく、勤務中の扱いとして定められていることがほとんどです。あとから分かると、気まずい思いをするので、決まりの範囲で楽しむほうが、安心です。

好きなものを外すのは、ちょっと寂しいよね。その気持ちも、大事にしていいからね。

場面別の考え方を、早見表で見る

場面別・ピアスの考え方の目安
場面考え方の目安確かめること
面接・見学外していく形が無難日程の連絡のときに、身だしなみの決まりを聞く
病棟のケア勤務中は外す前提で考える小さな一粒なら認められるのか
手術室・MRI検査室などMRI検査室は金属の持ち込みが禁止。手術室も外すのが基本部署ごとの持ち込みの決まり
外来・クリニック職場ごとの差が出やすい規定の有無と、接遇の方針
訪問・施設患者さん・利用者と近い距離で過ごす事業所の身だしなみの規定

考え方の目安です。実際の決まりは、勤め先・応募先で確かめてください。

目安を入口にして、最後は職場の決まりに合わせようね。

表の読み方は、自分の場面の行を見て、「確かめること」の列を先に読むことです。「考え方の目安」の列は、確認の入口に使い、そのまま答えにしません。目安が自分の希望と違っても、そこから質問を作れます。たとえば、小さな一粒を希望するなら、「形や大きさで認められる範囲はありますか」と聞く、という具合です。

耳元は、髪型によっても見え方が変わります。耳を出してまとめる髪型だと、ピアスの有無が目に入りやすく、髪で耳が隠れる髪型なら、目立ちにくくなります。ただ、見えにくいことと、認められていることは別なので、髪型は看護師の髪型とまとめ髪で整え、決まりの確認は別に行います。

例外もあります。部署が変わると、決まりが変わる職場があります。異動や配置換えのときは、改めて確かめます。派遣やパートで、複数の職場に入る人は、職場ごとに決まりが違うこともあります。

面接・入職前に確かめることと、聞く前の準備

ピアスの決まりを確かめる段階(求人票・見学・面接前の連絡・内定後・入職後)と、問い合わせの文例は、看護師の身だしなみチェックリストに、髪型やネイルとまとめて載せています。ここでは、ピアスについて聞くときに、先に決めておくことに絞ります。

聞くときは、「ピアスは大丈夫ですか」と広く聞くより、「勤務中は外す決まりですか。小さな一粒なら認められる範囲はありますか。部署によって違いますか」のように、自分が知りたい点を2〜3個に絞ると、答えが具体的になります。見学で職員の耳元が目に入っても、それだけで決まりを判断しない注意が要ります。目立たない形で着けている人もいれば、外している人もいます。

確かめる前に、自分の事情を書き出す

爪の長さやネイルの考え方は看護師のネイルはどこまで?に、化粧の目安は看護師のメイクの目安に載せています。ピアスだけで悩みを抱えず、全体の準備として見直すと、気持ちが軽くなります。

仕事の日と休日を、切り替える工夫

勤務中は外す、と決まった場合でも、好きなものを諦めるということではありません。休日や仕事の外の時間は、自分の楽しみとして使えます。切り替えが苦にならないように、手順を決めておくと続けやすくなります。

  • 出勤前にロッカーで外す形にして、ケースの置き場所を決めておく(外し忘れの防止)
  • 小さなピアスは、落とすと見つけにくいので、洗面台の上など、排水口の近くで扱わない
  • 帰宅後に、すぐ着けられる定位置を作る
  • 耳が赤くなる・かゆいときは、無理に着け続けず、専門の人に相談する
仕事のあいだは外して、帰ったら楽しむ

切り替えの時間があると、休日のおしゃれも、いっそう楽しみになるよ。

まずは、聞きたいことを1行だけ、メモに書いておこう。

決まりが分かれば、耳元のことで悩む時間も、ぐっと減るからね。

よくある質問

看護師は、ピアスを開けていると不利になりますか?

職場によって違い、穴があること自体を選考で見るかどうかは、確かめないと分かりません。規定は、勤務中の着け外しについて書かれていることが中心になりやすいので、面接前の連絡などで確かめると安心です。

透明ピアスなら、仕事中に着けていても問題ありませんか?

目立たないことと、認められていることは別です。引っかかりや落下の点は変わらないため、自分で判断せず、職場の決まりを確かめてから決めます。MRI検査室のように、金属を持ち込めない場所に入る仕事では、素材にかかわらず外す前提で考えます。

面接には、ピアスを着けていってもよいですか?

決まりが分からない段階では、外していくほうが無難です。面接前の連絡で身だしなみの決まりを聞いておくと、当日の迷いが減ります。

出典・参考(公的な情報)

法令・制度は、上の出典を 2026年10月23日 に確認して書いています。改正されることがあるので、手続きの前に、最新の内容を各窓口で確かめてください。

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この内容は一般的な情報で、医療的な診断や個別の助言ではありません。つらさが続くときは、公的な窓口や、かかりつけ医・産業医に話してください。

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